やる気が起きない。
やる気は、行動すると後から出てくるものらしい。
でも、その行動するだけの、初めのやる気が起きない。
行動しても、ひとつやることを終えると、次につながらない。
散歩に行ったけれど、次のシャワーを浴びられない。
寝る準備に入れない。
やる気があれば、すぐ終わるのに。
そもそも、うつ病なのだから、やる気が起きなくて当然なのだ。
やる気が起きないのがうつ病だ。
それをどうやって、騙していくか。
小さなことから行動していくしかない。
お布団の中でもできる、小さなことから。
ブログを書いてみる。
ゲームをしてみる。
それでもダメなら、しばらくじっとしてみる。
そのうち、やらねばならぬと思うときが来る。
それは、明け方の4時かも知れないけれど。
翌朝起きられないかも知れないけれど。
なけなしのやる気を使っても、結局休んでしまっては、もったいない。
頭ではわかっているつもりでも、行動できない。
今からでも遅いくらいだ、今すぐやろう、そう思いたい。
気持ちが乗るのを待っていても、いつになるかわからない。
嫌々でも、やればやる気になる。
嫌だなと思いながら嫌なことをやってみる。
終わってみれば、そう嫌でもない。
やる気を待っていても良いけれど、やる気より先にやってみたほうが早い。
本当に嫌なことならやめてしまえ。
本当は嫌ではなくて必要なことだから、やる気を起こしたい。
仕事に行くのも、本当は嫌ではなくて、ちょっとやる気が遅いだけ。
本当に仕事が嫌なら、辞めてしまっても良い。
生きるだけなら何とでもなる。
そうもう少し気楽に構えられたなら、やる気が起きないことも小さく思えてくるかも知れない。
今の自分にとっては大問題なのだけれど、それを終えた自分からすると、ほんの些細なことだ。
やる気はどうにもならないから、嫌々行動する。
できた自分をほめる。
できなくても良いと思う。
シャワーを浴びられなくて仕事に行けなくても、まあそれでも良いか。
有給休暇が足りなくなって病気休暇になっても、まあ良いか。
お給料が減っても、まあ何とかなる。
気持ちを楽にしてあげる。
もしこんなことになったら大変だ、そう思うことで行動できるときもあるけれど。
まあ何とかなるので、気楽なほうに考えても良いと思う。
やる気が起きなくても、焦らなくて良い。
どうしても必要なら、嫌々行動する。
世界は何とかなるようにできている。
何とかならないなら、それは置き場所を変えるチャンスだと思う。
嫌々明日の準備をしよう。
明日が来るのは嫌だけど、明日はやっぱり来てしまう。
何とかなる。
やる気を起こす方法は、とてもシンプルだ。
それ故に難しいのだけれど。
行動する。
嫌々でも騙し騙し。
ちょっとだけ、がんばろう。